お正月の屋久島(宮之浦岳)
日 時 2008年1月2日〜5日
場 所 屋久島(宮之浦岳)
参加者 天唐渓遊、マッキー(敬称略)
コース 1/2 白谷雲水峡登山口(10:50)→辻峠(12:24)→太鼓岩(12:39)→楠川別れ(13:32)→
仁王杉(14:51)→大株歩道入口(15:00):泊まり
1/3 大株歩道入口(8:15)→翁杉(8:41)→ウイルソン株(8:56)→縄文杉(10:45)→
高塚小屋(11:25):昼食→新高塚小屋(13:00):小屋泊
1/4 新高塚小屋(7:00)→第一展望台(7:37)→平石(9:30)→焼野三叉路(10:29)→
宮之浦岳(11:22)→花之江河(15:35)→淀川小屋(16:50):小屋泊
1/5 淀川小屋(7:20)→淀川登山口(8:37)→紀元杉(9:16)→ヤクスギランド(10:54)
初めに 今年の正月はリフトさん天唐さんと飯豊連峰に行く予定だったが、折りしも日本列島は今年
第一級の寒波に襲われた。北陸以北で氷点下36℃の強烈な寒波だ。身の危険を感じた我々は、
豪雪地帯への山行を中止とした。
行く場を失った野宿2人組みは、急遽屋久島への山行を思い立ちバタバタと計画を練り上げ
屋久島への高速船(トッピー)の予約をとり、1/2未明 鹿児島港へ集結した。
天気はよいものの、錦江湾以南の外海では波浪が高く、場合によっては鹿児島港へ引き返す
条件付の出航である。午前7時40分。
概念図
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1日目(1/2 曇り、時々みぞれ模様の雪)・・・・屋久島へ上陸
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◆ 高速船トッピーはやや揺れたものの、定刻に 宮之浦港に到着した。 予約していた屋久島観光タクシーも港で待っ ていてくれた。親切な運転手さんだった。 スーパーで焼酎「三岳」を買い足し、登山口 の白谷雲水峡に向かう。約30分で到着。 登山口に向う白谷雲水峡宮之浦線は各所で拡 幅工事が行われており、20年前とは全然面 影が違うそうだ。(天唐さん談) |
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◆ 白谷雲水峡 10:50 手早く身支度を整え、登山届けを提出し入山 する。 入山料(協力金)300円/人 |
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◆ くぐり杉 いきなりの急坂を登っていくと、くぐり杉に 到着する。 さすがのくぐり杉も巨大なザックを背負って いる天唐さんの行く手を阻む。 くぐれない(泣) |
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◆ もののけ姫の森 幻想的な照葉樹の原生林が広がっている。 かの有名なアニメのモチーフになったらしい もののけ天ちゃんはいないかな? |
1日目(1/2 曇り、時々みぞれ模様の雪)・・・・続き
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◆ 辻峠 12:24 長い登坂がようやく終わり辻峠に到着する。 ここから暫く下ると、荒川口からの登山道と 合流する楠川別れに到着する。 |
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◆ 太鼓岩 辻峠を過ぎても、なかなか下りにならない。 かなりの急坂を登り詰めると太鼓岩にでた。 どうやら辻峠で道を誤ったらしい! 太鼓岩では視界が開け、これから向う屋久島 の主稜線が見渡せた。誤って正解♪ さすが屋久島。山が深いな〜 写真に見える沢が安房川北沢だ。北沢に沿っ て登山道が延びる。 |
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◆ トロッコ道 最初は物珍しさもあって辺りをキョロキョロ しながら歩いたが、そのうちに飽きてくる。 中途半端な積雪が足元をすくう。 特に鉄橋を通過するときはヒヤヒヤものだ。
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◆ 大株歩道入口のトイレ 15:00 焼肉、水炊きの食材、大量のアルコール類を 担いでいる我々には、今日の目的地の高塚小 屋まで明るいうちに到着するのは不可能と判 断した。 そこで止む無く大株歩道入口のトイレ前の僅 かなスペースで緊急ビバークした。 (早く飲みたかっただけ・・・・)
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2日目(1/3 晴れ、時々みぞれ模様の雪)・・・・本日の予定:鹿之沢小屋まで
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◆ 大株歩道入口のトイレ 8:15 奥が循環式の立派なトイレだ。どうやら世界 遺産に登録された後に整備されたらしい。 2日目の早朝、雑煮を流し込み、大株歩道 これから、高塚小屋まで翁杉、ウイルソン株 大王杉、夫婦杉、縄文杉と巨大な杉の連続だ。 |
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◆ ウイルソン株 8:56 積雪があり、写真では木の株だか、岩山だか よくわからない。 ここで、昨日登山口から大株歩道入口まで前 後に歩いた京都のN野さんと再会した。 昨日、無事高塚小屋までたどり着き、下山の 途中であった。 |
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◆ N野さんと天唐さん N野さんは年末から鹿児島に入ったが、悪天 候のため鹿児島市内で3日間足止めされたそ うだ。 |
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◆ 縄文杉 10:45 さすが立派な巨木だ。カメラに収めきれない。 縄文杉の前面には木製の展望台が設置されて いた。 沢山の観光客や登山者から根元を保護する為 だろう。 |
2日目(1/3 晴れ、時々みぞれ模様の雪)・・・・なんと新高塚小屋で挫折(PM1:00)
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◆ 高塚小屋 11:25 昨夜泊まるはずだった高塚小屋。 内部はややかび臭い。昨夜はこの小屋に10 人程宿泊したらしい。(N野さん談) 我々はここで昼食をとり、今後の行動予定を 話し合った。 積雪も深くなり、鹿之沢方面は登山者が入っ てなく踏み跡もなさそうなので、今日は新高 塚小屋に泊まることに決めた。 |
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◆ 高塚小屋〜新高塚小屋 そうと決まれば、後は楽勝! 新高塚小屋まで1時間の道のりだ。 |
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◆ 新高塚小屋手前の水場付近 水場付近の登山道で角の立派な雄鹿が出迎え てくれた。しっかり振り向いてポーズをとっ てくれ、なかなかいい奴だ。 |
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◆ 新高塚小屋 13:00 小屋には13:00に到着した。後はする事 もないので、昼から宴会に突入!酒は大量に ある。今夜は水炊きだ。冷えた体には鍋がい い♪サキイカもめざしも焼いた。 2人で宴会をやっていると、青森、東京、長 崎からそれぞれ単独の青年達がやってきた。 明日からは彼たちと同行することになった。 |
3日目(1/4 ガス、快晴)・・・・いよいよ九州最高峰「宮之浦岳」へ
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◆ 新高塚小屋〜第一展望台の北斜面 1日目、2日目と怠慢したので、今日は、約 10時間の長丁場だ。 北斜面では積雪量が多く、おまけに出発当初 はガスがかかり登山道が不明瞭だ。 さらに雪で垂れ下がった枝が行くてをさえぎ る。屈んで歩くので腰が痛い。 |
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◆ 第二展望台付近の奇妙な物体 南国屋久島とは思えない奇妙な物体があった 新調した冬靴を自宅に置いてきた事が悔やま れる。つま先が冷たい!
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◆ 平石 9:30 ようやくガスが晴れそうになった。 後方にうっすら永田岳が見える。
左から マッキー、東京の青年、長崎の青年 天唐渓遊 (撮影者:青森の青年) |
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◆ 焼野三叉路 10:29 すっかりガスが晴れ、永田岳、宮之浦岳が 一望できた。 後30分程度の急登で頂上だ。 青年達5人で協議した結果、永田岳はパスし 直接宮之浦岳へ向うこととした。 |
3日目(1/4 ガス、快晴)・・・・続き
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◆ 宮之浦岳(1936m)山頂 11:12 頂上についた頃、いよいよガスも吹き飛び 素晴らしい景色を堪能できた。 海までは見えなかったのがちと残念。 軽く行動食をとり、記念撮影後、早々に下山 開始とした。 |
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◆ なんだったかな? 下山途中の岩山。 |
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◆ モアイ像? 不思議なものがあるね〜 |
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◆ 花之江河 15:35 想像通り、花之江河の湿原も雪に埋もれてい た。次回は花が咲き誇る頃に訪れたいものだ。 後1時間30分で、淀川小屋へ到着する。 長かった3日目が終わる。
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4日目(1/5 晴れ)・・・・名残惜しい最終日
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◆ 淀川小屋 7:20 昨夜は残っていたアルコール類を飲み干し、 主な食材を食べつくしたので、大分軽量化が できた。今日は長い林道歩きが待ってる。 天唐さんは昨夜丑三つ時に4人の麗ちゃんの 訪問を受けたそうだ。その後、外のトイレに 行くのが不気味で大変だったらしい(笑) ワタクシは、満天の星空を仰ぎながら用をた すことができた。
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◆ 淀川小屋から淀川口への下山道 思ったより長い淀川口までの道程だ。 小屋からは、小屋で知り合った秋田からの2 人組の登山者を交え、総勢7名で淀川口を目 指した。 トレースが希薄で、途中何度も雪の中へいぼ りこむ。 |
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◆ 淀川登山口 8:37 約1時間20分で登山口に到着。夏場であれ ば、ここからタクシーでビューンだが積雪の 為、タクシーはここまで入ってこれない。
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◆ ヤクスギランドへ続く林道 ここまでくれば後は下るのみと思っていたが やけに微妙な上り区間があり、結構堪えた。 ヤクスギランドまで約6km、2時間20分 の長い林道歩き。 途中で「川上杉」「紀元杉」をみた。 |
4日目(1/5 晴れ)・・・・続き
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◆ ヤクスギランド 10:54 ようやくヤクスギランドに到着。間もなくし て予約していたタクシーが迎えに来た。 宮之浦から白谷雲水峡まで送ってくれた親切 な運転手さんだった。 7名の旅人は2台のタクシーに分乗し、安房 港へ向った。
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◆ 昼から宴会? タクシーの運転手に薦められた食堂「かもが わ」で祝杯をあげた。安房港から徒歩10分 位の所に位置する。 料理の味、ボリュームは三ツ星クラスで、料 金は大衆食堂並みである。 とりわけ名物の「首折れさば」の刺身は絶品 で、もちもちした食感がたまらない。 生ビールと銘酒「三岳」で盛り上がる面々。 ワタクシは飲めない・・・車(泣) |
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◆ かもがわの看板娘と天唐さん う〜ん なんとコメントしましょうか? 目が吊り上って、鼻の下が伸びて、左手の位 置が微妙でしょうか? それにしても 綺麗な娘さんでした。 |
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◆ ワタクシが食したちゃんぽん とっても美味しかったです。ご馳走様でした。 その後13:40発のトッピーに乗船する我 々は、後ろ髪を引かれながら「かもがわ」を 後にし、船中の人となった。 屋久島で出会った皆さん、天唐さん。大変お 世話になりました。ありがとうございました。 (おわり) レポート:マッキー 写真提供:天唐渓遊 |